PowerQuery 日付データから曜日を取得する

PowerQuery(パワークエリ)で日時データ列から曜日データを取得する方法を紹介します。使用する関数についても解説していますので参考にしてみてください。

目次

曜日を取得する関数

曜日を取得する関数は以下のようなものがあります。()内の設定値を変えることで出力値の表記を1文字表記や英語にも変えることができます。

関数構文例
Date.DayOfWeekNameDate.DayOfWeekName(#date(2023, 10, 13))金曜日
Date.ToTextDate.ToText(#date(2023, 10, 13),”dddd”)金曜日
Date.DayOfWeek
※曜日を表す数値を出力する
Date.DayOfWeek(#date(2023, 10, 13))

#date(2023, 10, 13)の部分を日付を表すデータ型の列名に置き換えても使用できます。

表記の変更(1文字表記・括弧付け・英語)

関数の引数を設定すれば出力値の表記を変更することができます。

1文字表記

Date.ToText関数で引数に「”ddd”」を設定すると、出力値が下表のように1文字になります。

Date.ToText(#date(2023, 10, 13),“ddd”)

括弧付け

Date.ToText関数で引数に「”(ddd)”」を設定すると、出力値が下表のように括弧付けになります。

Date.ToText(#date(2023, 10, 13),“(ddd)”)(金)
Date.ToText(#date(2023, 10, 13),“(dddd)”)(金曜日)

英語

Date.ToText関数とDate.DayOfWeekName関数では引数に「”en-US”」を設定すると、出力値が下表のように英語になります。

Date.DayOfWeekName(#date(2023, 10, 13),“en-US”)Friday
Date.ToText(#date(2023, 10, 13),“dddd”,“en-US”)Friday
Date.ToText(#date(2023, 10, 13),“ddd”,“en-US”)Fri

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日付データから曜日を取得する

日付データ列から曜日を取得する例として、カスタム列を用いて曜日列を作成します。

STEP
カスタム列を選択する

列の追加タブの「カスタム列」をクリックする。

STEP
曜日を取得する式を入力する

カスタム列の式に曜日を取得する式「Date.DayOfWeekName([日付])」を入力してOKをクリックする。

STEP
曜日データの取得完了

以上で、曜日データの取得は完了です。

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まとめ

今回はPowerQuery(パワークエリ)で日時データ列から曜日データを取得する方法を紹介しました。
曜日を取得する関数は下記の通りです。引数を変更すると出力値の値を色々と変更できます。

  • Date.DayOfWeekName
  • Date.ToText
  • Date.DayOfWeek
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