私が2022年にひとり旅で訪れたときに出会った詐欺について紹介します。
親切心を逆手にとって仕掛けてくる詐欺が多いので心優しい人ほど注意が必要です。日本人にはそういう人が多くて詐欺にかかってしまった人が多いせいか日本人に対しては執拗にやってくるので 一人旅の方など特にきをつけてください。
よくある詐欺① 靴磨き詐欺
2022年に私がイスタンブールで一番よく出会ったのが靴磨きの詐欺です。特にガラタ橋を渡る際にはかなりの高確率で出会うと思いますので注意してください。
その詐欺の手順は以下の流れです。
- 詐欺師がすれ違ったときに靴磨きのブラシを落とす
- 親切心で靴磨きブラシを拾って渡してあげる
- ブラシを拾ってくれたお礼に「靴磨きさせてくれ」と言ってくる
- 靴磨きをしてもらう
- 高額請求
向こうから声をかけてくるわけではなく こちらからの行動が出会いとなっているので警戒心が働きにくくなり詐欺に引っ掛かりやすくなります。
特に日本人は親切な方が多いので要注意です。僕はまんまと拾ってしまったので そのあと断るのがすごい大変でした。。
よくある詐欺② ぼったくり居酒屋（ぼったくりバー）
2つ目はぼったくり居酒屋（ぼったくりバー）の詐欺です。こちらはブルーモスクやアヤソフィアのあるスルタンアフメット地区で圧倒的に多いです。ブルーモスクに行く際には必ず詐欺師が日本語で話しかけてくると思っていくようにしましょう。
その詐欺の手順は以下の流れです。
- ブルーモスク周辺で詐欺師に日本語で声をかけられる（客引き）
- 仲良くなり飲食店（バーやカフェなど）に一緒に行く
- 一緒に飲食した後に高額請求される
最初に詐欺師が近づいてくるときは流暢な日本語で以下のように話しかけてきます。あたかも偶然の出会いを演出してきますが話しかけてくる人は99％詐欺師です。
- 「日本が好きで日本語を勉強中だから一緒に観光してくれないか？」
- 「日本語勉強中で少しだけ一緒に回らせてくれないか？（日本語を教えてくれないか？）」
- 「写真をとってくれないか？」
警戒心を解くために ぼったくり店に行く前にカフェなどに行ってお礼にと軽食を奢ってくれたりする場合もあるそうです。
ぼったくり店に入ってしまうと最終的に暴力をチラつかせて支払いまで要求してくるので基本的には声をかけてきた人には付いていかないを徹底しましょう。
ガイドブックは情報量が一番！ Kindle本が現地から購入できて邪魔にならないのでオススメです。
よくある詐欺③ 高額お土産詐欺
3つ目は高額お土産の詐欺です。こちらもぼったくりバー詐欺と同様にブルーモスクやアヤソフィアのあるスルタンアフメット地区で多い詐欺です。ブルーモスク周辺での日本語の客引きには注意しましょう。
その詐欺の手順は以下の流れです。
- ブルーモスク周辺で詐欺師に日本語で声をかけられる（客引き）
- 仲良くなりオススメのお土産屋や絨毯屋に一緒に行く
- そこで高額商品を購入させられる
詐欺とタイトルをつけてしまっていますが、自ら商品を買ってしまっているので実際には詐欺ではないことも注意が必要です。あとから返金などを求めるのは難しいためです。
この場合の客引きも流暢な日本語で以下のように話しかけてきます。あたかも偶然の出会いを演出してきますが話しかけてくる人は99％詐欺師です。
- 「日本が好きで日本語を勉強中だから一緒に観光してくれないか？」
- 「日本語勉強中で少しだけ一緒に回らせてくれないか？（日本語を教えてくれないか？）」
- 「写真をとってくれないか？」
お土産に関心の強い女性をターゲットにしているおとが多いらしいので女性の方は特に注意が必要です。
詐欺に引っ掛からないために すべきこと！
イスタンブールで詐欺に引っ掛からないようにするためにすべきことは「無視」です。
知らない人に急に声をかけられたり、すれ違った人が落し物をしたとしても無視してください。その瞬間は心が痛みますが 自分を守るためと思って無視してください。
また、詐欺だと気づかずに応対してしまった場合は話の途中でも「No! No!…」と言いながら離れて行ってください。そのうち追っかけて来なくなります。
イスタンブールでの滞在時間が増えてくると 慣れてきて「またか」と笑えてきます。それでは詐欺に気を付けてご旅行を楽しんでください。
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