Tableau Prep Builder(タブロープレップ)の「フィールドのマージ」機能の仕組みと使い方を紹介します。
目次
フィールドのマージの仕組み
「フィールドのマージ」は2つフィールドを1つのフィールドにまとめる機能です。
同じ内容のデータが複数列ある場合にそれらを1つにまとめて、データ補完する場合によく用います。
2つフィールドのマージは、どちらかのフィールドを優先フィールドと設定して下記の仕組みで行われます。
フィールドマージのデータ統合の仕組み
- 両方のフィールドに値がある: 優先フィールドの値
- 片方のフィールドがNULL: データがある方のフィールドの値
- 両方のフィールドがNULL: NULL
例として「商品ID1」と「商品ID2」をマージすると下図のようになります。
フィールドのマージの手順
「フィールドのマージ」の使い方の解説例として下図のように「商品ID1」と「商品ID2」をマージします。
STEP
クリーニングステップを追加する
処理フローの+マークをクリックして「クリーニングステップ」を選択する。
STEP
マージするフィールドの選択
- マージするときの優先フィールドをクリックして選択します。ここでは「商品ID 1」を選択します。
はじめに選択した方が優先フィールドとなります。 - 2つ目のフィールドをCtrlキーを押しながらクリックして選択します。ここでは「商品ID 2」を選択します。
STEP
フィールドのマージ
下図の「フィールドのマージ」をクリックします。
STEP
フィールドのマージの完了
以上で、フィールドのマージは完了です。下図のように「商品ID 1」をベースとしてNULLの行が「商品ID 2」の値になっています。
フィールドのマージの方法2
フィールドのマージのもう一つの方法としてフィールドをドラッグ&ドロップして行うことができます。
下図のようにマージしたい2つのフィールドでドラッグ&ドロップして実行します。ドラップされたフィールドが優先フィールドとなります。
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まとめ
今回はTableau Prepで「フィールドのマージ」機能の仕組みと使い方を解説しました。その他のクリーニングステップの使い方はこちらの記事を紹介していますので参考にしてみてください。
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