Tableau 折れ線グラフの作り方・編集方法(基本編)

基本のグラフの一つである折れ線グラフの作り方を解説します。作成手順に合わせてグラフの設定方法や応用グラフについても紹介します。

Tableauのサンプルデータを用いて以下のようなグラフの作成方法を解説してますので参考にしてみてください。

目次

基本の折れ線グラフの作り方

今回はTableauのサンプルデータである「スーパーストア」を使って、売上や利益の時系列推移を表した折れ線グラフの作り方を解説します。

単一メジャー | 折れ線グラフ

【完成図】
一つのメジャー「売上」を使い、下図の単体のグラフを作成します。

【作り方】

  1.  グラフにしたいメジャー[売上]を行シェルフにドラック&ドロップする
  2.  データの切り口となるディメンション[オーダー日]を列シェルフへ
  3.  「オーダー日」を右クリックして「四半期」を選択する
  4. 「売上」を右クリックして「書式設定」を選択しスケールの「数値」を変更する
1ステップごとの画像付きの解説はこちら!
STEP
グラフにしたいメジャーを選択する

メジャー「売上」を行シェルフにドラック&ドロップする

STEP
データの切り口となるディメンションを選択する

ディメンション[オーダー日]を列シェルフへドラッグ&ドロップする

STEP
ディメンション「オーダー日」の単位を変更する

「オーダー日」を右クリックして「四半期」を選択する

STEP
縦軸目盛りの表示形式を変更する

メジャー「売上」を右クリックして「書式設定」を選択する。
スケール「数値」をクリックして表示形式を編集する。ここでは数値(カスタム)にて小数点0、表示単位を百万(M)とした。

単一メジャー | 複数 折れ線グラフ

【完成図】
一つのメジャー「売上」とディメンション「カテゴリ」を使い、下図の複数のグラフを作成します。

【作り方】

  1.  グラフにしたいメジャー[売上]を行シェルフにドラック&ドロップ
  2.  データの切り口となるディメンション[オーダー日]を列シェルフへ
  3.  「オーダー日」を右クリックして「四半期」を選択する
  4.  分類分けしたいディメンション「カテゴリ」を「色」にドラック&ドロップ
  5. 「売上」を右クリックして「書式設定」を選択しスケールの「数値」を変更する
1ステップごとの画像付きの解説はこちら!
STEP
グラフにしたいメジャーを選択する

メジャー「売上」を行シェルフにドラック&ドロップする

STEP
データの切り口となるディメンションを選択する

ディメンション[オーダー日]を列シェルフへドラッグ&ドロップする

STEP
ディメンション「オーダー日」の単位を変更する

「オーダー日」を右クリックして「四半期」を選択する

STEP
ディメンションを使い複数グラフ化

分類分けしたいディメンションを「色」にドラック&ドロップする

STEP
縦軸目盛りの表示形式を変更する

メジャー「売上」を右クリックして「書式設定」を選択する。
スケール「数値」をクリックして表示形式を編集する。ここでは数値(カスタム)にて小数点0、表示単位を百万(M)とした。

複数メジャー | 複数 折れ線グラフ

【完成図】
複数のメジャー「売上」と「利益」を使い、下図の複数のグラフを作成します。

【作り方】

  1.  グラフにしたいメジャー[売上]を行シェルフにドラック&ドロップする
  2.  データの切り口となるディメンション[オーダー日]を列シェルフへ
  3.  「オーダー日」を右クリックして「四半期」を選択する
  4.  グラフに追加するメジャー「利益」をグラフ軸にドラック&ドロップする
  5.  マークエリアの「ラベル」に「メジャーネーム」をドラッグ&ドロップする
  6.  「売上」を右クリックして「書式設定」を選択しスケールの「数値」を変更する
1ステップごとの画像付きの解説はこちら!
STEP
グラフにしたいメジャーを選択する

メジャー「売上」を行シェルフにドラック&ドロップする

STEP
データの切り口となるディメンションを選択する

ディメンション[オーダー日]を列シェルフへドラッグ&ドロップする

STEP
ディメンション「オーダー日」の単位を変更する
STEP
2つ目のメジャーを追加する

グラフに追加するメジャー「利益」をグラフ軸にドラック&ドロップする

STEP
ラベルを追加する

マークエリアの「ラベル」に「メジャーネーム」をドラッグ&ドロップする

STEP
縦軸目盛りの表示形式を変更する

メジャー「売上」を右クリックして「書式設定」を選択する。
スケール「数値」をクリックして表示形式を編集する。ここでは数値(カスタム)にて小数点0、表示単位を百万(M)とした。

折れ線グラフの特徴・使い方

折れ線グラフはデータ間を線で結んだグラフです。その特徴からデータの変化を捉えるのに適していますそのため、時系列データなどの連続性のあるデータを表すのに特に適しています。

  • 売上などのPLデータの推移
  • システムの利用率の推移
  • 人口数の推移 など
注意点

折れ線グラフでは変化の程度を正しく伝えるため以下のようなグラフ作成は行わないようにする。
・特定の期間だけを切り取る(ズームする)
・グラフ縦軸を0以外から始める

折れ線グラフの設定

マーカー付き折れ線グラフ

マークエリアの「色」の「マーカー」においてマーカー付きを選択することでマーカー付き折れ線グラフに変更できます。

線の太さ と 色の変更

線の太さはマークエリアの「サイズ」を選択して調整スライダーを動かすことで変更できます。色はマークエリアの「色」内で任意を色を選択することで変更できます。

グラフに項目名を表示する

・単一メジャーの複数グラフの場合

色分けに使用したディメンションをマークエリアの「ラベル」にドラッグ&ドロップする。

・複数メジャーの複数グラフの場合

「メジャーネーム」をマークエリアの「ラベル」にドラッグ&ドロップする。

目盛りの変更

グラフに使用しているメジャーを右クリックして「書式設定」を選択する。スケールの「数値」をクリックして表示形式を編集する。

傾向線の追加

画面左上にある「アナリティクス」を選択した後、「傾向線」をグラフ上にドラッグ&ドロップする。そのとき、追加する傾向線の種類(線形、対数、指数など)上にドロップする。

折れ線グラフの応用

2重軸 折れ線グラフ

2重軸の折れ線グラフの作成手順を紹介します。ここではスーパーストアの「売上」と「数量」の2重軸折れ線グラフを作成します。

  1. 単一メジャーの「売上」折れ線グラフを作成する。
  2. 2つ目のメジャー「数量」を行列シェルフに追加する
  3. 追加したメジャー「数量」を右クリックして「二重軸」を選択する
  4. マークエリアの「すべて」の「ラベル」に「メジャーネーム」をドラッグ&ドロップ

複合グラフ(折れ線+棒)

折れ線と棒の複合グラフの作成手順を紹介します。ここではスーパーストアの「売上」と「数量」を使い、複合グラフを作成します。

  1. 単一メジャーの「売上」折れ線グラフを作成する。
  2. 2つ目のメジャー「数量」を行列シェルフに追加する
  3. 追加したメジャー「数量」を右クリックして「二重軸」を選択する
  4. マークエリアの「合計(数量)」のグラフ種を「棒」に変更する

数値入りマーカー折れ線グラフ

数値入りマーカー折れ線グラフの作成手順を紹介します。ここではスーパーストアの「売上」を使い、グラフを作成します。

  1. 単一メジャーの「売上」折れ線グラフを作成する。
  2. 同じメジャーである「売上」を行列シェルフに追加する
  3. 追加したメジャー「売上」を右クリックして「二重軸」を選択する
  4. 追加された軸を右クリックして「軸の同期」を選択する(軸を非表示にする)
  5. 2つ目のメジャー「合計(売上)(2)」のグラフ種を「円」にする
  6. 「ラベル」にメジャー「売上」をドラッグ&ドロップしてラベル配置を「中央」にする
  7. メジャー「売上」の書式設定を変更する(単位を百万(M)に変更)

マーカー種類を変更した折れ線グラフ

マーカー種類を変更した折れ線グラフの作成手順を紹介します。ここではスーパーストアの「売上」を使い、グラフを作成します。

  1. 単一メジャーの「売上」折れ線グラフを作成する。
  2. 同じメジャーである「売上」を行列シェルフに追加する
  3. 追加したメジャー「売上」を右クリックして「二重軸」を選択する
  4. 追加された軸を右クリックして「軸の同期」を選択する(軸を非表示にする)
  5. 2つ目のメジャー「合計(売上)(2)」のグラフ種を「形状」にする
  6. 「合計(売上)(2)」の「形状」で任意のマーカーを選択する
Tableau Desktopのおすすめ書籍

Tableau(タブロー)の学習本についてはコチラの記事でまとめてますので参考にしてみてください。

初学者向け おすすめ学習書

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この記事を書いた人

仕事、お金、旅行のことなどメモしてます。
仕事ではTableauを勉強中!
初心者にもわかりやすいように学んだことを発信していきます。

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