Tableau Prep Builder(タブロープレップ)で数値データの0埋め(表示桁数の変更)をする方法を解説します。
目次
数値データの0埋め(ゼロ埋め)の手順
数値データを0埋めして表示する桁数を合わせる手順を解説します。
STEP
データ準備
下図のテーブルの1,5,20,40,300の数値データを0埋めして5桁表記とします。
※今回はエクセルのデータを使用しており、クリーニングステップを追加してその中で処理を進めています。
STEP
データ型を変更する
- データ型アイコンをクリックする
- 文字列型をクリックしてデータ型を変更する。
STEP
先頭に0を追加する
- 「・・・」をクリックする
- 計算フィールドの作成から「カスタム計算」をクリックする
- 計算フィールドに下記の式を入力して「保存」をクリックする。0の数は合わせたい桁数より大きく設定してください。
"00000"+[対象列]
STEP
合わせたい桁数を右から抜き出す
計算フィールドを作成して下記の式を入力して「保存」をクリックする。合わせたい桁数は任意に設定してください。
RIGHT([0を追加した列],桁数)
STEP
0埋めの完了
以上で、0埋めの処理は完了です。不要であれば元のデータや途中で作成したデータは削除してください。
ひとつの計算フィールドで0埋め処理を行う
上記で解説した手順は下記の式を用いることで1つの計算フィールドで行うことができます。図では上記例と同じ処理をしています。
RIGHT(("00000"+STR([対象列])),桁数)
- “00000”:0の数は揃えたい桁数-1より大きい数で設定してください。
- 対象列:0埋めをしたい数値データ列を設定してください。
- 桁数:0埋めして揃えたい桁数を設定してください。
STEP
計算フィールドで0埋めの計算式を入力する
STEP
0埋めの完了
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まとめ
今回はTableau Prepで数値データの0埋めをする方法を解説しました。処理のステップとしては以下の通りです。
- 文字列型にデータ型を変更
- データ先頭に0を追加する
- データを右側からN桁分トリミングする
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