パワークエリで新しい行と新しい列をテーブルに追加する方法を紹介します。

ここではTable.InsertRows関数とカスタム列を使った追加方法を紹介しています
新しい行の追加
新しい行の追加には Table.InsertRows()
を利用します。まずはTable.InsertRows関数について簡単に説明します。
Table.InsertRows関数とは?
Table.InsertRows関数とはテーブルに新しい行を追加する関数です。
Table.InsertRows関数の構文は以下のような感じです。
設定項目は 行を追加するテーブル名・行を挿入する位置・各列の値の3種類です。
Table.InsertRows(テーブル名, 行の追加位置, {[列名=値,列名=値, . . . ,列名=値]}
実際に例を用いて使い方を紹介します。
新しい行の追加方法
説明例として、下図テーブルのように新しい行を追加します。抜けている2024年6月のデータを挿入します。


まずクエリの設定の一番下のステップを右クリックして「後にステップの挿入」を選択する。
追加したステップで行追加の処理を行います。


追加したステップの数式バーに下記の式を入力します。以下のように設定して2024年6月の売上データを挿入します。
- 行を追加するテーブル名:変更された型
- 行を追加する位置:2
- 追加する行の値:{[日付=”2024/06/01″,売上=300]}
Table.InsertRows(変更された型, 2, {[日付="2024/06/01",売上=300]})


さいごに日付列のデータ型をDate型に変更します。
これで新しい行の追加は完了です。下図のように2024年6月のデータが追加されています。


複数行の追加
複数行を追加するには下記のように各列の値を{}
内に複数設定すればOKです。
Table.InsertRows(テーブル名, 行の追加位置, {[列名=値, . . . ],[列名=値, . . . ], …}
具体例としては下図のように2つの行を追加したい場合はこのような式を入力します。
Table.InsertRows(変更された型, 2, {[日付="2024/06/01",売上=300],[日付="2024/06/15",売上=350]})
- 行を追加するテーブル名:変更された型
- 行を追加する位置:2
- 追加する行の値:{[日付=”2024/06/01″,売上=300],[日付=”2024/06/15″,売上=350]}


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新しい列の追加
新しい列の追加は行に比べ非常に簡単です。「カスタム列」で列の値を入力すればOKです。
説明例として、下図テーブルのように売上空白列を追加します。


まず列の追加タブにある「カスタム列」をクリックします。


カスタム列の入力欄に列の値を設定します。
ここでは列名を「コスト」として、値を「80」と設定します。


これで新しい列の追加は完了です。


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空白行と空白列の追加
空白行と空白列の追加をするには 行の値や列の値に""
を設定すればOKです。式内の...
部は同じ項目の繰り返しを意味しています。
それぞれは下記の式で追加できます。
Table.InsertRows(テーブル名, 行の追加位置, {[列名="",列名="", ...]}
""
詳しい手順はこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。


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合計行と合計列の追加
合計行と合計列の追加をするには 下記の式でそれぞれの項目を設定すればOKです。式内の...
部は同じ項目の繰り返しを意味しています。
Table.InsertRows(テーブル名,Table.RowCount(テーブル名),{[列名=List.Sum(テーブル名[列名]),...]})
[列名] + [列名] + ...
詳しい手順はこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。


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パワークエリの学習本についてはコチラの記事でまとめてますので参考にしてみてください。
・初心者向けおすすめ学習本
・初中級者向けおすすめ学習本
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