PowerQuery 列データの最頻値を求める

Power Query(パワークエリ)で列データの中で最もよく出てくる項目(最頻値)を求める方法を紹介します。ここではM言語のList.Mode関数を用いた方法を紹介します。
テストデータを用いて実際の使用例も解説してますので参考にしてみてください。

目次

【List関数】List.Mode とは?

List.Mode関数はリスト型データ内で最もよく出てくる最頻値を求める関数です。使い方は簡単で下記のようにList.Modeの後の括弧内にリスト型データを入力するだけです。

テーブルの列に対して関数を適用する場合はリスト型データの部分は「対象テーブル名[列名]」となり List.Mode( 対象テーブル名[列名] ) と記述します。

テーブル名を任意に変更している場合は対象テーブル名の入力方法が異なります。「#」と「”」を使い下記のようにテーブル名を囲んで入力してください 
List.Mode( #”対象テーブル名”[列名] )

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【使用例】列データ内の最頻値を求める

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データ準備

使用例として下図のData列から最頻値(最もよく出てくる項目)を求め カスタム列を作成します。

STEP
カスタム列で最頻値の列を作成する

Data列の最頻値のカスタム列を作成します。

  1. 列の追加タブの「カスタム列」を選択する。
  2. テーブル名と列名を用いて最頻値を求める下記式を記述する。※テーブル名と列名は状況に応じて変更して使用してください。
List.Mode(変更された型[Data])
STEP
作成完了

以上で最頻値の作成は完了です。Data列の最頻値は「A」となります。
求めた最新値と他のテキストを組み合わたり、テキストの一部を置換するなどもできますので応用して使ってみてください。

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Power Queryのおすすめ書籍

パワークエリの学習本についてはコチラの記事でまとめてますので参考にしてみてください。

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