【2023年版】ワシントンナショナルギャラリーの見どころ&オススメ作品

ワシントンD.C.にあるナショナルギャラリーのおすすめ作品 7選を紹介します!

ナショナル・ギャラリー・オブ・アートは20世紀初期までの美術品(絵画・彫刻)が展示されている西棟 と 現代美術が展示されている東棟の2つに分かれています。ここでは西棟の伝統的な美術品の展示について紹介します。

残念ながら私が訪れた2023年3月では半分程のエリアが改装工事中で見れませんでした。改装工事は2024年の夏まで続く予定とのことです。

短時間で回りたい方や何から見ていいか分からない方向けに7つに厳選してますので参考にしてみてください。

また 私自身がYoutube「山田五郎 オトナの教養講座」チャンネルを見て 素人ながら絵画の楽しみ方を学ぶことができたので 見ておくとより楽しめる関連動画を一緒に紹介させていただきます。

目次

ナショナルギャラリーのオススメ展示 7選

2023年3月時点で実際に見ることができたオススメ展示を紹介します。さらに厳選して回りたいという方はこの3つの作品だけでも見ることとをオススメします。

  • ジネブラ・デ・ベンチの憂い (レオナルド・ダ・ヴィンチ)
  • パラソルと女性 – モネ夫人と息子 (モネ)
  • 自画像 (ゴッホ)

ジネブラ・デ・ベンチの憂い (レオナルド・ダ・ヴィンチ)

1つ目はレオナルド・ダ・ヴィンチの「ジネブラ・デ・ベンチの憂い」です。この作品は北米唯一のダヴィンチ作品であり ナショナルギャラリーの最大の目玉です。

この作品はダヴィンチが22歳のときに描いた初期の作品であり まだ表情や輪郭の表現が発展途上だと言われています。ダヴィンチは生涯に20点程しか絵画作品を残していないため その貴重さは大変なものですね。

展示場所は6番エリアで入口から見ると1F左奥にあります。

パラソルと女性 – モネ夫人と息子 (モネ)

2つ目はクロード・モネの「パラソルと女性 – モネ夫人と息子」です。モネの代表作のひとつといわれています。

鮮やかな色彩とタッチから柔らかく温かい雰囲気とさわやかな風を感じることができる素晴らしい作品です。ナショナルギャラリーの作品の中で私が一番好きな作品です。

展示場所は89番エリアで入口から見ると1F右奥にあります。周りにはルノアールなどの印象派の作品が多く展示されています。

自画像 (ゴッホ)

3つ目はヴィンセント・ヴァン・ゴッホの「自画像」です。

ゴッホが亡くなる2か月前に描いた作品のひとつで独特の筆使いが特徴的です。晩年になると病の影響もあり背景や景色にうねりがある作品が多くあります。個人的にはこのうねりに力強さやエネルギーを感じるため晩年の作品が好みです。

展示場所は83番エリアで入口から見ると1F右奥にあります。

アルバの聖母子 (ラファエロ)

4つ目はラファエロ・サンティの「アルバの聖母子」です。

ルネサンスの三大巨匠のひとりであるラファエロの作品で円形なのが特徴的です。聖母子の画家といわれる程に聖母子を描いた作品が多く、この作品もその一つです。

展示場所は地下の15番エリアにあります。

ライオンの檻の中のダニエル (ルーベンス)

5つ目はピーテル・パウル・ルーベンスの「ライオンの檻の中のダニエル」です。

ネロとパトラッシュがどうしても見たかった絵を描いたルーベンスの作品です。ナショナルギャラリーの作品の中でも大きな作品で実物を見るとその迫力に驚かされます。

展示場所は45番エリアで入口から見ると1F左手前にあります。

聖母子と聖マルティーナ、聖アグネス (エル・グレコ)

6つ目はエル・グレコの「聖母子と聖マルティーナ、聖アグネス」です。

スペインで活躍したギリシャ生まれの画家エルグレコの作品です。デフォルメや独特の色使いが特徴的で 実物を見るとその鮮やかさに衝撃を受けました。

展示場所は28番エリアで入口から見ると1F左端にあります。

14歳の小さな踊り子 (ドガ)

7つ目は絵画ではなくエドガー・ドガ作の「14歳の小さな踊り子」です。

ドガが生涯で唯一発表した彫刻作品です(当時はロウ製)。これは完全に山田五郎さんのYoutubeを見て知った作品です。動画を見てから見てみると作品の見方も変わり面白いと思います。是非動画を見た後で訪れて見てください。

展示場所は地下の3番エリアにあります。

おすすめのガイドブックはコチラ

ガイドブックは情報量が一番! Kindle本が現地から購入できて邪魔にならないのでオススメです。

館内マップ【2023年】

2023年3月時点ではワシントンナショナルギャラリーは大規模な改装工事をしており半分程の展示が見られない状況となっています。私が訪れた際のマップを載せておきますので参考にしてください。

このマップの西側の中庭も改装工事をしていますのでメインエントランスから22~28エリア(ピンク色)や29~37エリア(オレンジ色)に行くには下図のようなルートで行く必要があります。私は最初行けないのかなと思い彷徨ってしまい大分時間を無駄にしてしまいました。。

また改装工事しているエリアのハイライト作品は地下エリア37,39,41に移されて展示されていますので そちらも地下エリアも是非訪れて見てください。

ナショナルギャラリーへの行き方・アクセス

ワシントンナショナルギャラリーはワシントンD.C中心地にあり地下鉄ブルーライン or オレンジライン or シルバーラインのSmithshonian駅で降車後 徒歩5分で行けます。

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